加古川観光のおすすめスポット10選|観光マップの入手先も紹介
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今回は、兵庫県の加古川に行く際に訪れたいおすすめの観光スポットをご紹介!
加古川は兵庫県南部に位置し、地名と同じ1級河川「加古川」の水の恵みを受けて発展してきた地域です。市内には、歴史ある神社仏閣などの文化遺産が多くあり、歴史と自然の調和を感じながら散策を楽しめます。
この記事を通して加古川の魅力を知り、ぜひ足を運んでみてください。
加古川の観光マップはどこで手に入る?
旅の計画を立てる前に、加古川の観光マップの入手先を確認しておきましょう!
加古川の観光マップは、加古川観光協会のWebサイトで入手できます。加古川観光協会は、いろいろな種類の観光マップやガイドブック、パンフレットを制作しており、WebサイトからPDFファイルで閲覧できます。観光地の案内はもちろん、グルメや名物を特集したマップもあるので、ぜひ参考にしてください。
加古川のおすすめ観光スポット10選
ここからは、加古川の名所・観光スポットからおすすめの10カ所を厳選し、ご紹介します。
どれも魅力的なスポットばかりですが「神社仏閣」「自然」「グルメ」「体験」など興味のあるテーマの行き先をセレクトすると充実した観光プランになるでしょう!
鶴林寺
鶴林寺(かくりんじ)は、聖徳太子が仏教を広めるために建立したと伝えられる歴史あるお寺です。
平安時代に建築された太子堂が国宝に指定されているほか、数々の重要文化財を有しており「西の法隆寺」「播磨の法隆寺」とも呼ばれています。敷地内には、同じく国宝に指定される本堂や重要文化財に指定される建築が複数あり、見どころが満載です。
隣接する宝物館には、太子堂から見つかり、平安時代の絵画を伝える希少な品といわれる壁画の復元図や、「あいたた観音」とも呼ばれる飛鳥時代の銅像「聖観音立像」が展示されています。
歴史に興味のある方にはぜひ訪れてほしい、聖徳太子ゆかりの宝物を鑑賞できる貴重なスポットです。
拝観料は以下を参考にしてください(執筆時点)。
- 入山料(中学生以上):500円 ※小学生以下は無料
- 宝物館拝観料(中学生以上):500円 ※小学生以下は無料
- 入山料と宝物館拝観料セット:800円
ほかにも、中学生は生徒手帳の提示で拝観料が無料になるなど様々な特典があるようです。
拝観料についての詳細はこちら
鶴林寺拝観料|鶴林寺公式ホームページ
高御位山
高御位山(たかみくらやま)は、加古川市と高砂市の市境にある標高304mの山です。
低山ながら、その美しい姿から「播磨富士」とも呼ばれています。古くから山全体を御神体とした山岳信仰の対象となっており、「播磨のアルプス」と呼ばれる雄大な稜線(りょうせん)と眺望の良さから多くの登山者に愛されています。
山頂や稜線からは、姫路城を含む市街地、瀬戸内海の島々、播州高原の山々が一望でき、初心者や家族連れでも楽しめるコースがあることも人気の理由です。
山頂には、大正10年に関西初のグライダー飛行に成功した渡辺信二氏(加古川市の志方町出身)の功績を称えた「飛翔の碑」が建立されており、地域の歴史も感じることができます。
引用元:高御位山|加古川観光協会
フルーツパーク・みとろ観光果樹園
フルーツパーク・みとろ観光果樹園は、約3,800本もの熱帯果樹と観葉植物を栽培する植物園・果樹園です。
フルーツパークは広大な公園になっており、南国気分を味わえる巨大なガラス温室で熱帯の果樹などを鑑賞できます。フルーツパークの敷地内には、バーベキューができるスペースや芝すべりができる場所もあります。
隣接する果樹園では「くだもの狩り」が楽しめます。梅、すもも、ぶどう、栗、かきなど、季節に応じた旬のフルーツを収穫し、食べ放題や持ち帰りできるため、お子様連れのファミリーに大人気です。
また、売店では果樹園で栽培した梅、すもも、ぶどう、かきから作ったオリジナルジャムが販売されていて、素材にこだわり、果実本来の味わいを引き出したジャムはお土産として人気です。
くだもの狩りの費用や収穫できるくだものの種類は時期によって変わりますので、ぜひ公式ホームページをご確認ください!
みとろ観光果樹園公式ホームページ
加古川ウェルネスパーク
加古川市は、2000年(平成12年)に「人・街・自然」が調和したまちづくりを目指し「ウェルネス都市宣言」を行いました。ウェルネスとは、運動や栄養によって得られる健康だけでなく、生きがいや生活環境など、より良く暮らすための幅広い要素のことです。
加古川市では「ウェルネス都市宣言」により、これらの要素をバランスよく保ち、一人一人がより快適に、充実して暮らしていける環境を目指しています。
ウェルネス都市宣言に伴い設立された「加古川ウェルネスパーク」は、スポーツ施設、図書館、音楽ホール、公園を備えた複合健康文化施設です。
ウェルネスセンターにはプールやマシンジム、トレーニングスタジオが整備されており、音楽ホールでは子供向けの音楽イベントなども開催されています。
隣接する広大な公園には散策道もあり、自然を感じながらリラックスできます。施設内にはレストランもあるため、観光のあいまの休憩などに立ち寄るといいでしょう。
加古川暮らしの魅力が感じられる癒やしのスポットです。
日岡神社・日岡山公園
日岡神社(ひおかじんじゃ)は、加古川市・日岡駅から徒歩5分ほどのところにある神社です。天伊佐々彦命(あめのいささひこのみこと)を祀っており、平安時代から1300年以上の歴史を誇っています。
古くは、景行天皇の皇后・稲日大郎媛(いなひのおおいらつめ)が最初の皇子を懐妊したとき、天伊佐々彦命が安産を祈願したところ、無事出産されたという逸話が残されています。このことから日岡神社は「安産の神様」として信仰されており、現在も安産祈願やお宮参り、七五三などで多くの人が参拝しています。
近隣の日岡山公園は、日岡山古墳群と呼ばれる5基の古墳を擁する広大な公園です。春には1500本の桜が咲き誇るお花見スポットになります。
引用元:日岡山公園|加古川観光協会
尾上神社
尾上神社(おのえじんじゃ)は、海の神様といわれる住吉大明神を祀る神社です。境内には「尾上の鐘」と呼ばれる梵鐘があり、国の重要文化財に指定されています。
尾上神社のもうひとつの見どころは「尾上の松」です。
能楽や結婚式の謡曲として有名な「高砂」に謡われた夫婦の長寿を象徴する松で、現在は8代目が育てられています。ひとつの根から黒松と赤松が生える姿は「相生(※)の霊松」として今も信仰されています。
※相生:ひとつのところから互いに接して生えること。
称名寺(加古川城跡)
加古川城は、鎌倉時代に糟屋有久(かすやありひさ)によって築かれた城です。現在の加古川市加古川町にあり、現在はその跡地に称名寺という真言宗の寺院が建立されています。
加古川城は、織田信長・羽柴秀吉らによる毛利氏討伐の軍議が行われた地といわれており、歴史に名を残す城跡です。また、境内には南北朝時代に活躍した7人の武士の忠義を称える「七騎顕彰碑」と呼ばれる供養塔があります。このうち1人は「仮名手本忠臣蔵」に登場する塩冶判官高貞のモデルといわれています。
歴史好きな方は、加古川の名を冠した城跡の雰囲気と、さまざまな文化財を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。
加古川海洋文化センター・別府みなと緑地
加古川海洋文化センターは、加古川市内にある海をテーマにした文化施設です。
温かみのある木製遊具や帆船型のアスレチック、じゃぶじゃぶ池が、小さな子どもたちの人気を集めています。海洋文化に関する本や子ども向けの本が充実した図書館もあります。
ボトルシップ作りのワークショップや、加古川の生物を探索するイベントなども開催しているため、親子で「なにか体験したい」方にもおすすめです。屋内施設のため、お子様連れの旅で、雨が降ってしまった場合の訪問先としても適しています。
なお、周辺に広がる別府みなと緑地は遊歩道のある公園になっているため、天気のいい日は別府港の海辺の景色を楽しみながらゆっくり散策できます。
引用元:加古川海洋文化センター
泊神社
泊神社(とまりじんじゃ)は、加古川市加古川町にある神社です。
伝承では、伊勢神宮の御神体のひとつであり、天照大神が天岩戸に隠れたとき作られた「御鏡」が海に流され、この地に泊まり着いたことが始まりとされています。
現在の社殿は、宮本武蔵の養子である宮本伊織が改築したものといわれており、境内では伊織が寄進したといわれる石灯篭を見られます。
また、泊神社では、加古川市の指定文化財に指定される「三十六歌仙図絵馬(藤原公任が選んだ36人の歌人の肖像と代表歌が描かれたもの)」も発見されており、現在は写真として見ることができます。
加古川温泉みとろ荘
加古川温泉みとろ荘は、加古川で唯一天然温泉に入れる宿泊施設です。
加古川の田園風景を見渡しながら入浴できる展望露天風呂や、釜風呂(ミストサウナ)のある洞窟風呂を男女日替わりで楽しめます。宿泊利用はもちろん、日帰り入浴でも利用できるため、観光のあいまに立ち寄るのもおすすめです。
また、みとろ荘には、かわらの上で牛肉を焼く「かわら焼き」、茶そばを焼く「かわら焼きそば」という名物があります。温泉で汗を流したあとは、豪快なかわら焼きでお腹を満たしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:自然・歴史・グルメを楽しめる加古川観光に出かけよう!
この記事では、兵庫県加古川周辺の観光スポットを厳選しご紹介しました!
ご紹介した名所のラインナップからもわかるように、加古川には歴史ある神社仏閣や、自然を感じられるスポットが多くあります。
寺社めぐりや登山など、テーマを決めて訪れることで、加古川の魅力を存分に味わえる旅行プランが組めるでしょう。
また、ゆっくり観光を楽しみたい場合は、ホテルや旅館より費用を抑えられるウィークリーマンション・マンスリーマンションに宿泊するのもおすすめ。
姫路・加古川マンスリードットコムでは、観光旅行の宿泊先としても利用できるウィークリーマンション・マンスリーマンションをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
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