兵庫県観光の基礎知識!おすすめ観光スポットや宿泊施設について
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兵庫県の地域は主に但馬、丹波、播磨、神戸・阪神、淡路の5つに分けられます。エリアによって気候や地形が異なるのも特徴的です。今回は兵庫県をおとずれたら外せない観光スポットや、宿泊施設をご紹介します。
兵庫県の基本データ
まずは兵庫県の基本情報を下記に掲載します。
人口 | 5,372,420人(令和5年現在) |
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面積 | 8,400.94㎢(全国第12位) |
県庁所在地 | 神戸市 |
気候 | 兵庫県の北側と南側では気候がまったく違う。瀬戸内海側は雨の量が少ない上に温暖なため過ごしやすい。 その一方で日本海側は、激しい雨に降られることが多い。さらに冬はシベリアの季節風を受け、たくさんの雪が降る。 |
特産品 | 手延べそうめん、線香、清酒、ケミカルシューズなど |
兵庫県の外せない観光スポット
兵庫県の神戸市、姫路市、洲本市、宝塚市、明石市についてまとめました。それぞれのエリアごとに外せない観光スポットをご紹介します。
海あり山ありの魅力的なまち「神戸市」
兵庫県の県庁所在地である神戸市の人口は、およそ152万人で全国7番目です。海あり山ありの神戸市街地には、見逃せない観光スポットが数多くあります。たとえば港町のランドマークタワー「神戸ポートタワー」や、日本にいながら中国の文化を満喫できる「南京町」などです。
下記に神戸市の主要な観光スポットの特徴や魅力をまとめました。
主要な観光スポット
- 【神戸ポートタワー】メリケンパークのランドマークとして、50年以上の歴史を持つタワー。独特のパイプ構造が特徴的。
- 【南京町】南京町は、中国様式の建物やグルメを楽しめるスポットです。とくに食べ歩き可能な中華料理のお店が多く、豚まん、ぎょうざ、小籠包などを堪能できます。
- 【生田神社】生田神社は1800年以上の歴史があるお社です。あらゆる良縁をむすぶ神社として名高く、全国からたくさんの参拝者が縁むすびにおとずれます。社史によると、神戸市の地名は生田神社の集落「神戸(かんべ)」からきているとのことです。
- 【有馬温泉】有馬温泉は、日本三大古湯のひとつに数えられます。また、かの有名な戦国武将・豊臣秀吉が愛した温泉地としても有名です。有馬温泉には、塩分と鉄分が豊富な褐色の湯「金泉」と、炭酸泉とラジウム泉が混ざった透明の湯「銀泉」があります。
世界遺産の城や西国札所として有名な寺がある「姫路市」
姫路市は兵庫県の南西部にあり、神戸市の次にさかえている都市です。駅前には、ビジネスホテルや宿泊施設が林立しています。
市内には世界文化遺産の姫路城や、西国三十三観音霊場に指定されている圓教寺などがあることで有名です。
主要な観光スポット
- 【姫路城】姫路城は、1993年に日本初の世界文化遺産に選ばれました。城の外壁が白く塗られていることから、別名「白鷺城」とも呼ばれています。
- 【圓教寺】書寫山(書写山)圓教寺が正式名称です。ご本尊は、如意輪観音菩薩と言います。天台宗のお寺で、西国三十三観音霊場27番札所としても有名です。
御食国・淡路島の中心部に位置する「洲本市」
洲本市は、御食国(みけつくに)として名高い淡路島の中央に位置しています。御食国とは、はるか昔から平安時代まで、天皇に海産物を主とした食材をささげていた国のことです。
それから1200年以上経過した今では、淡路島産の魚や野菜などが全国に出荷されています。魚介類はいかなごやハモ、赤ウニなどが、一方で野菜は玉ねぎが有名です。
主要な観光スポット
- 【洲本城跡】洲本城はおよそ500年以上昔、三熊山の上に築城されました。当時は西日本最大の要塞と呼ばれたほど、しっかりとした作りのお城です。現在は、石垣をはじめとする城跡と天守台のみが残されています。
- 【淡路島モンキーセンター】淡路島モンキーセンターでは、およそ250頭の野生猿を近くで見られます。サルは朝早くに淡路島モンキーセンターへとやってきて、夕方ごろ帰っていくのだそうです。施設内にサルがいるあいだは、サルにエサやりをおこなうことができます。
宝塚歌劇団や手塚治虫など数多くのスターを輩出する「宝塚市」
宝塚市には、かの有名な宝塚歌劇団が拠点を置く宝塚大劇場があります。そのほか、数多くのヒット作を世に送り出してきたアニメ監督・手塚治虫ゆかりの地としても有名です。
主要な観光スポット
- 【宝塚大劇場】宝塚歌劇団に所属するトップスターが、昼夜お芝居をしている場所です。全部で2,550の座席数からなり、1階席と2階席があります。
- 【手塚治虫記念館】日本のアニメ監督として名をはせる手塚治虫は、5歳から24歳までの期間を宝塚で過ごしました。手塚治虫記念館には、ファンにとってはたまらない手塚の作品が多数展示されています。
タコや日本標準時子午線のまちとして有名な「明石市」
兵庫県の中でも明石市は、雨が少ないことで知られています。また1年の日照時間が2196.1時間と、県内で2番目に晴れの日が多いです。
明石市といえば、日本標準時子午線の町として知られています。1910年には、日本標準時子午線が明石に通っていることをあらわす標識をたてました。
ほかにも明石で漁獲されるタコの量は日本一です。新鮮な状態で市場に出荷されたタコは、明石名物の玉子焼き(明石焼き)にもトッピングされています。
主要な観光スポット
- 【明石市立天文科学館】明石市立天文科学館は、1960年6月10日、日本標準時子午線上に建設されました。施設内には、子午線のまち・明石ならではのパネルが展示されています。ほかにも、日本でいちばん長く星空を映し出しているプラネタリウムも人気です。
- 【明石海峡大橋ブリッジワールド】明石海峡大橋は、世界でもっとも長い車両専用のつり橋(3911m)です。この橋が開通したことを受けて、1998年に神戸淡路鳴門自動車道が開通しました。基本的に、明石海峡大橋を歩いて渡ることはできません。ただし、明石海峡大橋ブリッジワールドと呼ばれるツアーに参加すれば、橋の建設関係者とともに管理用通路を歩けます。
- 【明石城】明石城は、明石駅を降りてすぐ目の前にあります。さかのぼること江戸時代、小笠原忠政によって築城されました。またお城の天守閣は、なだらかな丘の上に作られています。これは、大阪城や姫路城と同じ「平山城」と呼ばれるスタイルです。
兵庫県のおすすめの滞在先は?
兵庫県のホテルや旅館は、観光の中心地である神戸市に集中しています。とくに神戸駅付近には、宿泊施設がいくつもある印象です。そのため家族旅行や仕事などで神戸市をおとずれた際に、宿が見つからず困ることはまずないでしょう。
一方でご紹介した宝塚市や明石市、洲本市には、神戸市ほど宿泊施設の数がありません。かわりに、短期間の滞在を目的としたウィークリー(マンスリー)マンションがあります。
兵庫県への観光・出張・移住を考えている人で、しばらく現地に滞在する場合はウィークリー(マンスリー)マンションをご利用ください。生活に必要な家具や家電が一式そろっているため、ホテルと同様快適に過ごせます。
まとめ
兵庫県の観光スポットや、おすすめの滞在先をご紹介しました。港町の神戸市には、神戸ポートタワーや南京町などの楽しみどころがいっぱいです。ほかにもお城で有名な姫路市や、宝塚大劇場のある宝塚市も見逃せません。
もし何日間かに分けて観光地をめぐることができれば、本州と淡路島をむすぶ高速船に乗って移動するのもおすすめです。
旅行以外にも、移住や出張などの目的があって兵庫県へやってくる人もお見えでしょう。神戸市や姫路市などの都市部は問題ありませんが、目的地によっては宿泊施設の数が限られてきます。
もし兵庫県で短期間滞在をお考えの人は、ホテルと同程度の設備が整っているウィークリー(マンスリー)マンションをご検討ください。
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